6.理屈ではなく、感情に想いを馳せて 追記

退行催眠前世療法名古屋

※※旧サイト掲載のコラム 修正して再掲載しました。インナーチャイルドシリーズ6※※

こうして過去の自分の体験をたどり、そして今の自分について思いを馳せていると、子供の頃の気持ちを思い出し、つい涙ぐんだりすることもあるかもしれません。

寂しかった
わかってほしかった
構ってほしかった
甘えたかった
優しくしてほしかった
支えて(励まして・守って)ほしかった

もしかしたら、親に対する怒りが湧き上がってきた方もいるかもしれません。「あの時のお母さんのあの言い方はひどい。親なんだから、もっと〇〇すべきなのに」と。
怒りが湧くことは何も悪いことではありません。ですが、ここでまず目を向けて頂きたいのは、「当時の自分の一番最初の気持ち」です。怒りは二次感情、つまり原初の感情の次にわきあがってくる感情です。

自分にとって辛かった・嫌だった体験を思い出すとき、人は「その出来事から派生した次のストーリー」に注目を移していきがちです。こういった過去の思い出を検証するときに、相手に対する怒りと、その後に派生する「〇〇すべき」について論じはじめると、物事はこじれて長引いてしまいます。今ここで大事にしていただきたいのは「一番最初に感じた、自分の感情(想い)」なのです。怖かった、寂しかった、ショックだった、優しくしてほしかった、そんな小さな子供の、一番最初の声に気づいて、向き合って(その感情にしっかり浸って)みて下さい。

ここで少し変わったことを試してみましょう。その体験を、その情景を、成人した今のあなたがまるで映画のスクリーンを見るように、客観的に見てみてください。まるで古い映画をみているように。スクリーンに映っている子供は、あなたの目にどう映るでしょうか。小さな子供の無力さや健気さ、大人からの庇護を必要とする幼さを、あなたはどのように感じるでしょうか。
小さな子供が精いっぱい発していたSOSに、今の大人のあなたなら気づいてあげることができるはずです。もし、そのスクリーンの中の出来事に今のあなたが入り込むことができるなら、その子供に何をしてあげたいでしょうか。泣いたり、怯えたり、不安を感じている子供にどんなことをしてあげれば、その子の助けになるでしょうか?手を握ってあげたり、背中や頭に手を差し伸べてあげたりすると、その子はどうなるでしょうか。

時折、この子供の頃の自分に対する同情や共感、慰めの気持ちに気づくステップで「自分に対する自己憐憫なんて気持ちが悪い」と思われる方もいらっしゃいます。ですが、それは今の大人の自分に対する自己憐憫ではなく、相手はあくまでも小さな子供であるということを忘れないであげてください。
この光景が過去の自分ではなく、他人の見知らぬ子供が同じような目にあっているとしたら、どうでしょう。小さな子供の小さな声、愛情や庇護を求める一途な気持ちに一体何の罪があるでしょうか。何の間違いがあるでしょうか。相手は小さな子供です。泣いている子供に手を差し伸べたり、大丈夫だよと抱きしめてあげることがどれだけその子を支え、安心させてあげれるかを今一度気づいてあげてほしいなと思うのです。

さて、この先にご紹介する内容は、実はここまでのステップから一足飛びに進んでしまいます。本来は、幼かったころの自分の気持ちに気づき、向き合い、その想いを十分に、十分にケアしてあげる必要があります。なぜなら、インナーチャイルドのセラピーには、本人が十分に心から満たされるだけの時間と手間をかけてしかるべきなのですから。自分が「もう、浸りすぎてさすがに飽きてた…」と思えるほどに(^^)

小さかった子供の頃の自分の声に気づき、十分にその感情に寄り添って、その想いをある程度消化できてから、次のステップに進んでみてくださいね。

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    インナーチャイルドの形成(旧サイトコラムの書き直し)

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