6.そこに本当に愛は無かったのか?

退行催眠前世療法名古屋

※※旧サイト掲載コラムの再掲載です。近日内容を修正する予定です※※

こうして色々と自分の記憶をたどっていくと、寂しかった、満たされなかった子供の頃の自分を思い出し、つい涙ぐんでしまうこともあるかもしれません。そしてその原因が、幼いころの自分と親の関係に辿り着くことも多いでしょう。

「私は本当は寂しかったんだ」「もっと親に一緒にいてほしかった」「もっと分かって欲しかった・優しく構って欲しかった」

それは、愛に飢えた小さな子供の、小さな声だったかもしれません。もしかしたら、親に対してフツフツと怒りが湧き上がってくるかもしれません。

「親はこうしろと言ったけど、本当は私はこうしたかった」「ただ一言、「いいんだよ」と言ってほしかったのに」「親のくせに、ひどくない? 私はまだ子供だったのに」

怒りが湧くことは何も悪いことでもなく、ある意味自然な反応です。ですが、これは何も「親を責める」為に自分の過去を掘り起こしてきたのではありません。過去をなぜわざわざ掘り起こすか。それはまず、自分の性格や考え方の癖に気づく、ということ。気づかなければ何も始まりません。気づけば、それを癒し、改善していくことができるのです。

私たちの心の奥底に潜む、子供の頃の自分(インナーチャイルド)に気づいたら、もうひとつ質問をしてみてください。「私は本当に(両親に)愛されていなかったのだろうか? 」

色々な葛藤はあるかもしれませんが、大半の方は、「いや、それでも私はちゃんと愛されていた」と思えたのではないでしょうか。(←気持ちよくそう言えなかった方には、最後に触れます)

大人になった今なら、何故、両親があなたにそう接していたのか、理由がわかるようになりますよね。「親には親の事情と性格があって、仕方なかったんだ」「父は、口下手であんな言い方しかできない人だけど、本当は私を大切に思ってくれている」「母は、忙しくてあまり一緒にいてもらえなかったけど、それでもちゃんと私を育ててくれていたし、今でも心配してくれている」「親は私の人生に口出しして、私の進路を決めつけたけど、それは彼らが、そうすれば私が幸せになれると思っていたからだ」

エネルギーの循環不全、ただそこには、親と子のすれ違いがあっただけなのです。子供はもっと自分にとってわかりやすい形で、自分が望む形で親に応えてもらいたかっただけであり、親は愛する気持ちはあるのに、うまく表現することができなかったり、「こうしておけば子供は幸せだ」と思い、押しつけ、それが子供が望むこととは違っただけなのです。

完璧な親など、どこにもいません。それは、私たち子供が、全ての人間が、完璧ではないのと同じように。仮に、自分が親になったときを想像してみてください。自分は自分の子供に、完璧な親でいられると、自信を持って言えるでしょうか。(だから、今これを読んでいる方がすでにお子さんをお持ちの場合は、そんなにドキドキしなくてもよいのです)愛はあったのです。あなたはちゃんと愛されていたのです。ただ、それがわかりにくかっただけ。または、不幸にも親にとっては「これが愛だ」と思っていたものが、子が望む形ではなかっただけです。それでも、そこにあったのは、愛だったのです。ですから、愛情への自信を持ってください。

もしあなたが、自分と他者との関係性の中で「自分はいつも一人のような気がする」「誰にも愛されていない気がする」「自分の本音を言ったら嫌われるかもしれない」「恋人(友人)から本当に好かれているのか自信がない」

心のどこかでそう思っているのであれば、その根拠となった子供の頃の自分を思い出して下さい。これらの感情はすべて、親への感情を考え直し、癒すことで改善します。親からの愛情に飢えていたことが原因だとするなら、では、本当に親はあなたを愛してくれなかったのでしょうか?今一度考えてみると、あなたにとってわかりやすい形でなかった(望む形ではなかった)けれど、そこにはちゃんと愛があったことを、今では理解できるはずです。それと同じで、今の自分の人間関係を見つめ直してください。あなたは愛されていて、必要とされていて、あなたを好きな人は沢山いるのです。でも、あなた一人だけが、それを信じられないのです。なぜなら愛に飢えたあなたは最初から「私は愛されていない・受け入れてもらえていない」という目で物事を見ているからです。

子供の頃から雪だるまのように大きく育ててしまった「癖」を、大きな空虚を埋めるには、それなりの努力が必要かもしれません。でも、この「愛情を信じられない癖」は、相手に埋めてもらうことだけを期待していると、逆にいつもうまくいかなくなります。なぜなら、愛に飢えたあなたが夢見るようなおとぎ話の王子様のような完璧な愛などどこにもないからです。だってあなたは、何度相手に「愛している」「大事な友達だよ」と言われても、それが信じられなくて、足りなくて、ちょっとした相手の言動に傷つき、不安になり、「やっぱり愛されてない」と思ってしまうからです。
この感覚をいつも繰り返してしまう人は、たとえ相手が変わっても、同じですよね。ならば原因は相手ではなく、あなた自身にあるのです。ですから、この空虚を埋めるのはあなた自身なのです。

なかなかキビシイ話ですよね(^^;(ちなみにこれだけ詳細に書いてるってことは、私自身も同じ穴のムジナだったわけですよ(笑))でも、今、あなたは3才の子供ではありません。ですから自ら気づいてください。そこにはちゃんと愛があることを。男性エネルギー不全の人は、愛されているのにそれがわからず、女性エネルギー不全の人は、愛があっても受け取れないのです。時には、恋人(友人)に助けてもらい、時には自分で自分に強く言い聞かせてください。私は愛され、相手から必要とされているということを。そうすれば、あなたの周りにある愛に、もっと沢山気づいていけます。寂しい思いをしたり、傷ついた経験のある人間はだからこそ、情が深くなります。あなたの中に、人や自然、地球、この世のすべての物に対する深く暖かい愛情が沢山溢れているのと同じように、あなたの周りにも、光り輝く愛情は沢山溢れていて、あなたが気づけはそれを受けとることができるのです。

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